祭りな日々
ご無沙汰です。名古屋弁ですと
やっとかめ!! 漢字で書くと
八十日目 です。
いよいよ明日・明後日と私の住む町の
祭礼ですよん
この二週間は準備やら打合せやら、飲み会とかで忙しい思いをしてました~
年に一度の祭りですからね。次第に
気合と緊張が高ぶります
子供の頃から慣れ親しんで、携わってきましたので、
キャンプを犠牲にしてまで 打ち込んできました。
組立も終え、出番を待つだけですよん。
キャンプネタではないですから、興味のない方はスルーしちゃって下さいネ
組立も終え、いよいよ祭り気分も高まってきました。
普段は すべてバラバラの部品だけになってます。祭り二週間前の日曜日に 若い衆から年寄り100人
ぐらいが、半日以上かけて組み上げます。
この形で居るのは、一年間で、わずか
3週間だけなんですよね。
何故かって?
このまま保管してると、重さで 柱や台座が木製の為
歪んでしまうからです。
重量は
4.5トン程あります。
祭り当日になりますと、大きな幕を取付たり、吹き流しなどの装飾品や、囃子方が10名程乗り込みますので、
引き回す時の重量は
5トンを超えます!!
ハンドルやブレーキなどは付いてません。若い衆が6人で楫を切るのです。
当然、練習をします~
声を掛けるタイミングや 6人の力が同時に合わないと、ビクともしません。
肩や首も強烈に痛いです・・・・
半田の山車には全て、精巧な彫刻が取り付けられてます。その殆どが 一刀彫りで 木の塊から削り出された物です。
現在ではこれほどの彫刻を彫れる彫師は居ないでしょうし、居ても金額換算すると とんでもない金額になるそうです。
一説によりますと、一台分の彫り物だけで 10億円はくだらない・・・・との事です!!
ですから、山車を電柱などとぶつけたり、建物と接触させるなどは 絶対にあってはならない事です。
主な彫刻をご紹介しますね。
これらの文化財は、世帯数2000強の地区の財産として、受け継がれ
未来永劫守ってゆくもの なんです。
当然、寄付金などの お金も必要ですが、保存していこうとする
熱い心と労力が さらに必要なんですよ。
祭りは楽しむ事ばかりではありません。
準備や寄付を徴収する裏方さんが居なければ、成り立ちません。
特に重要になってくるのが
一般道を通行引き回しをする為、一時通行止め措置や
交通誘導をする係です。
例年、私の地区の祭礼は 大潮と重なる時が多く、潮干狩りの帰りの車が大変多いのです。
円滑な交通誘導をする為、引き回しのコースが決定した時から、打合せの毎日です。
雑談や冗談を言う者は無く、
真剣そのもの!!
間違いや手違いがあってはいけませんからねぇ、何度も何度も確認と打合せを重ねます。
こうした影で支えてくれる方達があって、はじめて 華やかで勇壮な祭りを挙行できるのです!!
明日、明後日と、天候も良さそうですし キャンプへ出撃予定の無い方!!
お暇でしたら是非、半田へお立ち寄りくださいね~
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